バイクのシフトチェンジをマスターしよう
バイクを運転する上で大切なのが「シフトチェンジ」です。
シフトチェンジとはバイクのギアを変更して、スピードを上げやすくするために行う動作を指します。
特にバイクに乗り始めたばかりの初心者の場合、シフトチェンジをスムーズに行えず、上手く道路を走れないことがあります。
ただ、ポイントを押さえて何度かバイクに乗っていると慣れることができ、臨機応変なシフトチェンジを行えるようになります。
そこでここでは、バイクでシフトチェンジを行うときのポイントについて解説します。
ぜひ参考にして、シフトチェンジを上達させてほしいと思います。
シフトチェンジは、ここがポイント
シフトチェンジを行う前に、まずはギアの特性について理解しておきましょう。
ギアはローギアとハイギアに分けることができ、1~2速をローギアと呼びます。
3速や4速をミドルギアのように呼ぶこともありますが、3速以上をハイギアとする場合もあります。
ローギアに入れたままの状態では、バイクのスピードは上がりません。
いくらアクセルを入れても、ギアをハイギアへ変更しないと加速しないのです。
信号などで停止しているところから発進するにはパワーが必要なため、ローギアでスピードを上げます。
そして少し加速がついてきたところでハイギアに変更して、さらに加速します。
高速道路などを走るときにはより速いスピードを出す必要があるため、よりハイギアに変更する必要があります。
このようにバイクでは、スピードを出すためにギアをその都度変更する必要があるのです。
シフトチェンジを行うには、クラッチを切ってからギアを変更し、スピードを調節します。
そして再度クラッチを入れて、走行を続けます。
これを繰り返し行います。
シフトチェンジを行う際には、「素早く行う」ということがポイントです。
ただ、場合によっては素早く行わなくても良い場合もあります。
例えば減速するときなどは、クラッチを切ってから余裕をもってシフトチェンジを行えば良く、無理に素早く行う必要はありません。
ただ、周りに車などが走っている状態で加速や減速が必要なときには、クラッチを切ってすぐにギアチェンジを行い、速やかにスピードを上げたり、減速したりすることが大切です。
後はひたすら慣れるのみ
シフトチェンジは、紹介したポイントを守って行うとスムーズにできるようになります。
最初のうちはシフトチェンジの仕方に慣れず、なかなかバイクを楽しめないかもしれません。
ですが練習していると徐々に身についてきて、スムーズに行うことができるようになります。
シフトチェンジを素早く行えることは、バイク初心者から脱却するための第1歩といえます。
ぜひしっかりとマスターしましょう。