SYMは台湾の人気メーカー
SYMは台湾に本社を置くバイクの人気メーカー、「三陽工業」のブランドです。
キムコとはライバル関係にあるSYMは、1962年からバイクの生産を開始しました。
SYMという名前は「Sanyang Motor Co., Ltd.」の頭文字を取ったもので、日本でも2002年から販売を開始しています。
創業時からホンダの技術協力を受けていることもあり、クオリティの高さとコスパの良さでは定評があります。
イタリアをはじめとするヨーロッパでの人気も上々で、世界中のスクーターファンから熱い期待を寄せられています。
SYMのバイクの特徴
SYMのバイクはお値段がリーズナブルなだけではなく、維持費が安いというメリットもあります。
古いモデルであれば、ホンダのスクーター(125cc)のパーツが流用できるものもSYMのバイクの大きなメリットです。
SYMの人気モデル
SYMのバイクは台湾製でありながらヨーロピアンスタイルを思わせるおしゃれなデザインが特徴ですが、その中でも特に「Orbit III(オービット スリー)50/125」は人気の高い車種として知られています。
Orbit IIIは排ガス規制「EURO-4」もクリアしており、ヨーロッパでは既に大人気のモデルです。
日本でも2017年まで輸入販売されていましたが、その後輸入が中止となり長らく再発売が待たれていたのがこのOrbit IIIです。
電装系パーツの販売で有名な「サイン・ハウス」が2019年から日本総輸入代理店としてSYMのバイクを扱い始めたため、Orbit IIIも再び日本で入手することが可能になりました。
Orbit IIIには50ccと125ccの2種類があり、カラーはイエロー、レッド、ホワイト、ブルー、ブラックの5色となっています。
価格も50ccが165,000円、125ccでも225,500円(それぞれ税込み)とリーズナブルなので、手頃なスクーターを探している人にはぴったりです。
少しハイスペックのモデルを探しているという人には、「GT125」もおすすめです。
全体的にシャープなデザインにまとまっており、フロント左右のウインカーやハザードランプなどもすっきりと組み込まれています。
最高出力も9.8psで、加速も難なくこなせるのでバイク好きの人におすすめの一台です。
お値段の方は246,240円とリーズナブルですが、性能の点ではスズキのアドレスV125にもひけをとりません。
街乗り用だからデザイン重視という人の間では「JET4」も人気があります。
燃費性能も優れているので長い目で見るとかなりお得です。
街乗りできる一台を探しているのなら、ぜひ検討したいメーカーです。