1. ライフスタイルにあわせて教習所を選ぼう

ライフスタイルにあわせて教習所を選ぼう

教習所の選び方

運転免許を取得するためには、教習所に行かずに飛び入り試験で合格する方法と、教習所に通ってから試験を受ける方法の2種類があります。
よほどバイクの操作に熟達しているのでない限り、普通は教習所に通うケースが多いはずです。
教習所は日本全国に1000校以上あるので、どこを選んだらいいか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

教習所を選ぶためには、自分のライフスタイルに合わせることが大切です。
教習所には何度も通わなくてはならないので、特に仕事をしながら免許を取ろうとしている人は会社の近く、または自宅の近くにある教習所を選んだ方が合理的です。

免許取得までにかかる費用も、教習所を選ぶ場合には大切なポイントです。
教習所には合宿制と通学制があり、合宿制の方が安上がりなので、時間が取れる人はこちらを選んだ方がお得です。
合宿制の期間はだいたい2週間で、みっちりと教習を受けられるだけではなくて、他の参加者と交流を持ついいチャンスにもなります。
何回も通う必要がないので、長い目で見れば合宿制の方がお得でしかも時間の節約になります。

教習所の料金は追加費用がかかるところがありますので、まず最初によく確認しておかなければなりません。
特に教習の延長をする場合や再試験を受ける際、追加費用がかかる教習所とかからない教習所があります。
もう一つ、会社の帰りなど夜間に教習を受けると、夜間料金が別途かかることがあります。

非公認校とは

教習所には公認校と非公認校があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
公認校の最大のメリットは、卒業試験の実施だけでなく、仮運転免許試験や修了試験が認められているため、本運転免許を取得する際の実技試験が免除されるということです。

非公認校を選んでしまうと実技試験が免除されないので、その辺りをよく考えて教習所を選ばなければなりません。
非公認校は実技試験が免除されるということはない代わり、授業料や入学時にかかる初期費用が安めだというメリットがあります。
カリキュラムにも特に規制がないので、運転技術をある程度持ち合わせており、試験に合格する自信のある人は非公認校の方が自由に学べるかもしれません。

また、教習所には「指定自動車教習所」と「届出自動車教習所」という2つの分け方もあります。
指定自動車教習所は公安委員会が定めている3つの基準を満たした教習所のことで、本免技能試験に合格すれば免許センターの実地試験が免除されます。
基準は「資格を持った指導員がいる」「学校連携するための教室・コース面積が基準を満たしている」「運営基準が道路交通法令に沿っている」の3点です。
届出自動車教習所は、非公認校に該当します。