キャンセル待ちとは
教習所の中には、いつも混雑していてなかなか技能講習の予約が取れないところがあるものです。
特に交通の便がよく、アクセスしやすい教習所はいつも混み合っており、スムーズに免許取得までいかないことがあります。
こんな時、利用したいのが「キャンセル待ち」です。
技能講習はあらかじめ日時を決め、予約を取っておくのか普通です。
ところが何らかの都合で教習所に来ることができず、当日キャンセルする人がたまにいます。
キャンセル待ちをしておくと、急にキャンセルが出た場合に早く受付をしてあった人から優先的に教習を受けることができます。
キャンセル待ちしやすいタイミング
当日キャンセルをする人はそれほど多くありませんので、キャンセル待ちをする場合にはできるだけ早く申し込むことが大切です。
教習所によってキャンセル待ちの受付方法は違いますので、前もって調べておくといいでしょう。
一番多いのは、受付に置いてあるキャンセル待ち用の紙に氏名を書き、申し込むやり方です。
確実にキャンセル待ちをしたいのであれば、早朝から並ぶことが必要です。
ただし、朝一番に並んでキャンセル待ちを申し込んだからといって、必ずその日にキャンセルが発生して受講できるというわけでもありません。
キャンセルが出やすいのは、早朝の講習です。
寝坊したり電車に乗り遅れたりした人がキャンセルをすることが多いので、できるだけ早く教習所に行って待機していることをおすすめします。
土日の昼間から午後にかけても、家族の用事などを理由にキャンセルする人が多いので、キャンセル待ちをするなら狙い目です。
平日の夜も意外とキャンセルが多いので、朝に教習所に行けない人は試してみるのもいいかもしれません。
会社が終わった後に教習を受けるつもりで予約をしたけれど、仕事が長引いて教習所に来れない人のキャンセル待ちをすることができます。
教習所の近くで大きなお祭りやイベントがある日もキャンセルが増えますし、悪天候でもキャンセルは増える傾向にあります。
イベントがあるかどうかはあらかじめチェックしておけば、キャンセル待ちを上手に活用することができます。
キャンセル待ちを活用する際の注意点
キャンセル待ちをするには当日の朝早く行けば講習を受ける可能性が高くなるとはいえ、その日はキャンセルが出ないことももちろんあります。
ですから、無理に仕事の時間を変更してまで行っても無駄足になることが多いことも理解しておかなければなりません。
また、教習所によってはキャンセル待ちのシステムがないところもありますので注意しましょう。
特に二輪の場合はキャンセル待ちがない教習所も多いので、最初に確認しておくといいでしょう。