1. ハスクバーナってどんなメーカー?人気バイクは?

ハスクバーナってどんなメーカー?人気バイクは?

ハスクバーナの特徴とは?

もともとスウェーデン、今はイタリアに本社を置くバイクメーカーであり、KTM傘下のメーカーでもあるのがハスクバーナです。
その特徴は、もともとチェーンソーや芝刈り機など建設機器や造園機器を扱っているメーカーだということで、バイク専用のメーカーではないところにあります。
もっとも、ヤマハやホンダにしてもバイク専用のメーカーではありませんから、それが評価のマイナス材料になるわけではありません。

しかし、このメーカーとしての特徴がそのままハスクバーナのバイクの特徴にも結びついている傾向が見られます。
例えば徹底的に軽量化が図られている点、長時間使用しても体への負担が少ない点などが挙げられます。
バイクとして重要なだけでなく、建設機器や造園機器としても重要な点にこだわっています。

さらにエンジンでは軽量性を追求しつつもパワーを兼ねそなえており、オンロードでの走行で高い評価を得ています。
高回転時では圧倒的なパワーを持ちつつ、マイルドな走行にも適しているのでさまざまなタイプのツーリングに使用できる汎用性の高さも大きな特徴です。
さらにデザイン面においてもスタイリッシュで情熱的な面などが高く評価されており、有名アニメのシリーズでキャラクターがハスクバーナのバイクに乗って登場するなど、世代を越えて知名度を高めている状況です。
まだ有名メーカーと比較すれば全国的な知名度はまだまだですが、これからの浮上に期待できるでしょう。

ハスクバーナのバイクの車種・モデル

ハスクバーナの代表的な車種・モデルとしては「エンドューロ」シリーズ、「モトクロス」モデル、「スーパーモタード」モデル、「ストリート」モデル、「デュアルパーパス」モデル、「アドベンチャー」モデルなどが挙げられます。
同メーカーの人気車種としては、エンデューロシリーズの「エンデューロ711」がまず挙げられます。
レスポンスの良さ、このメーカーならではの軽量性、優れた燃費性能などが非常に高い評価を得ています。

それから「ヴィットピレン701」も、軽量性が高く評価されています。
非常に洗練されたスタイリッシュなデザインも評価が高く、振動が少なくバランスにも優れているなどツーリング向けの車体としても魅力的です。

オフロード系では「FE25」が、軽量のボディからは信じられないほどの馬力を備えており、パワフルな走りでオフロードの走行を楽しませてくれます。
サスペンションの動きやレスポンスの良さなどパワーだけでなく快適性を備えている点も高い評価を受けています。

現在はKTMの傘下となっていますが、そのKTMの同じエンジンを使いながらもまったく異なる独創的なデザインを備えている「スヴァルトピレン250/401」も、このメーカーならではのこだわりを見ることができる人気車種として挙げておくべきでしょう。
スタイリッシュかつ知的な雰囲気を漂わせた雰囲気が魅力です。