プジョーってどんなメーカー？人気バイクは？

プジョーの特徴

プジョーといえば自動車のメーカーのイメージが強いかもしれませんが、実際のところ、バイクの制動販売にも力を入れています。
実はプジョーのバイクは、1898年に開催された最初のモーターショーで発表されているくらいの歴史があり、現存するバイクの中でも非常に長い歴史を誇ります。
1900年代にバイクを本格的に展開し始め、当時でも開発競争の先頭グループとして二輪車の発展をけん引、平均最高速度で世界一をとった時期もありました。

さらにスクーターのS55シリーズは、世界的に人気を博した203という小型乗用車を想起させるモデルで、ヨーロッパの多くの人に親しまれました。
2014年にはS55をインスパイアしたジャンゴというモデルを発表し、改めてプジョーの名を世界に知らしめました。

プジョーのバイクの種類

プジョー製の二輪車は、多くの記録を持っています。
2000km、3000km、24時間走行の平均最高速度の3つで世界記録を出したのは「P515」です。
現在でも公道でのレースの最高峰として存在している「マン島ツーリストトロフィー」ですが、その第1回大会で優勝したのもプジョー製のマシンです。

プジョーの代表的な車種の一つに「ジャンゴ」があります。
個性的なデザインと多彩なカラーの車体が特徴的で、上質さを重視した色合い、ポップな色合いなどその人の好みで選べるようになっています。
レトロな雰囲気を持ちつつも、運転が楽しくなるような乗り心地の良さなどから非常に人気のあるブランドでしたが、生産が終了となり、在庫限りの販売となっています。

今後はブランドの原点回帰を目指し、「ニュージェネレーションライン」を発売しました。
ニュージェネレーションラインはこれまでのブランドのDNAを受け継いだモデルで、「ライオンズクロー」のデザインは重要なデザインとしてバイクにも組み込まれています。

プジョーの人気車種

PM-01 125/300は、ブランドの原点を表すモデルとして「PEUGEOT」の「MOTOCYCLE」の頭文字をとってつけられた名前です。
デザインは、ダイナミックかつエレガントなプジョーらしさを象徴するデザインです。
ラジエーターシュラウドの力強いデザイン、ショートテールの凝縮された設計などからもその個性の強さを感じさせます。
街乗りや日常遣いに便利な125モデル、高速道路などの高出力での走行も安定的にこなす300モデルの二種類があります。

XP400 GTは、四輪のSUVを意識して作られたオフロードスクーターです。
高性能のロードバイクとオフロードバイクの要素を組み合わせたモデルで、フラッグシップモデルとして様々な装備を有しています。
具体的には399ccエンジン、スマートキー、トラクションコントロールシステムなどがあります。