1. バイクで二人乗りをするときのポイント

バイクで二人乗りをするときのポイント

バイク

バイクは二人乗りをすることができる

バイクの大きなメリットとして、「二人乗りをすることができる」という点が挙げられます。
バイクでの二人乗りを、「タンデム走行」と呼ぶこともあります。

テレビや漫画などで、バイクに二人で乗る様子を見かけることもあると思います。
これに憧れて「バイクで二人乗りをしよう」と考えるときには、注意すべきポイントを守る必要があります。
二人乗りは楽しいものですが、きちんと注意すべき点を守って走らないと、最悪の場合事故を起こしてしまう可能性があるのです。

そこでここでは、バイクで二人乗りをするときのポイントについて紹介します。
ぜひしっかりと押さえて、二人乗りで楽しい時間を過ごしてください。

バイクでタンデム走行をする際のポイントを紹介

バイクでタンデム走行をするときには、まずは「急発進と急ブレーキをしない」という点に気をつけてください。
二人で乗っているときに急発進をすると、後ろに乗っている人が後方へ煽られてしまいます。
そしてあまりにもスピードを出しすぎると、後ろの人がバイクから落ちそうになることもあります。

さらに急ブレーキをかけると、今度は後ろに乗っている人が前方へ煽られることになります。
するとあなたの頭にぶつかり、ハンドルの操作を誤ってしまう可能性があります。

このように急発進と急ブレーキは、二人乗りをするときにはとても危険です。
後ろに乗る人の様子を確かめながらゆっくりと発進して、ブレーキをかけるときも余裕をもって減速しましょう。

さらに、同乗者へ「自分の体に密着してほしい」とお願いしておくことも大切です。
あなたと同乗者の体が離れた状態でタンデム走行をすると、後ろに乗る人の体が煽られやすくなってしまいます。
これは重心が2箇所に分散するためです。
できるだけ安定した走行をするには、後ろの人にあなたの腰などを手で掴んでもらうことが大切です。

また、同乗者に「自分と体の動きを合わせてほしい」ということも伝えておきましょう。
例えばカーブを曲がるときには、ライダーが体を傾けると曲がりやすくなります。
このときに同乗者も同じように体を傾けることで、より曲がりやすくなるのです。

ただ、あまりにも体を倒しすぎると転倒の原因になるため、あくまでも「自分に合わせてほしい」とお願いしておきましょう。
また、このときに同乗者に膝を広げないように伝えておくことも大切です。

安全に二人乗りを楽しもう

以上のポイントに気をつけると、二人乗りを安全に楽しむことができます。
注意すべき点を守ってタンデム走行を楽しめば、バイクに乗る時間をより充実させることができます。
ぜひ紹介した点を理解して、二人でバイクに乗るときには気をつけてほしいと思います。