1. セルフ式ガソリンスタンドの使い方を知っておこう

セルフ式ガソリンスタンドの使い方を知っておこう

セルフ式ガソリンスタンドの給油手順

バイクの給油手順は、原付から大型バイクまで大まかな流れは同じです。
スタンドにバイクを止める際はハンドルを少し左に切っておくのが良く、もし少し傾斜があればギアを1速にしておくのが安全です。
給油の指示から支払いまで、基本的に給油スタンドの端末を操作して行います。

まず初めに支払方法を選択しますが、ほとんどの場合、現金、クレジットカード、電子マネーでの支払いに対応しています。
現金で支払う場合、精算機が別の場所に置かれてる場合もあります。
次に油種と給油量を選択しますので、自分のバイクに対応している油種を正しく選択しましょう。
給油する油種と給油量が決まれば、先払いで支払う場合が多いので、画面の指示に従って支払処理を進めましょう。

支払いが完了すれば給油を行います。
給油前には必ず静電気の除去パッドに触れ、体内の静電気をできる限りきちんと放出してください。
というのも、ガソリンは気体になりやすく、気化したガソリンが静電気などの刺激で発火してしまうことがあるからです。

準備できれば給油キャップを外します。
給油スタンドにはキャップ置きが設置されている場合が多いです。
油種によってノズルが異なるので、給油する予定の油種のノズルを選んで、レバーを引けばガソリンが放出されます。

給油が完了すればガソリンのしたりまでタンクに入れ、しっかりキャップを締めましょう。
最後にレシートを受け取って給油完了です。

セルフ式ガソリンスタンドの注意点

スタンドに停車する際は、左側に給油スタンドがあって、車体の左側に給油スタンドがある状態になるようにするのがおすすめです。
給油しやすくなるうえ、ガソリンが溢れにくくなります。

給油スタンドに設置されている端末を操作して支払うこととなります。
キャッシュレスが普及していることを背景に、最近の端末の多くはキャッシュレス決済に対応していることがほとんどですが、まれに現金のみの場合もあるため、給油の際は念のため現金を持っておくことをお勧めします。
燃料に余裕がある場合は、事前にキャッシュレス対応か確認しておくのも良いでしょう。

ガソリンを入れる際は、ノズルの握り幅に気を付けましょう。
全開で入れることもできますが、タンク内で跳ね返ったガソリンが飛び散ることがあります。
レバーは6~8割くらいの握り幅でできる限りゆっくり入れるように気を付けましょう。

また、ガソリンの入れすぎにも注意です。
給油ノズルの多くには自動停止機能がついていますが、常に正常に動作するとは限りませんので、万が一に備えて常に給油状態を確認するようにしましょう。
給油後、スタンドを出る際も注意が必要で、ガソリンスタンドと歩道の境界線に歯排水溝などが設けられている場合が多いです。
足元をよく確認していないと転倒する可能性があります。