1. バイクに必要な税金とは

バイクに必要な税金とは

バイクにかかる税金

家を取得すると税金がかかってくるのと同様に、バイクを取得した場合にも税金を払わなければなりません。
バイクにかかる税金には「軽自動車税」と「自動車重量税」の2種類があります。
軽自動車税は全ての二輪にかかる税で、原付90cc以下が2000円、91~125ccが2400円、軽二輪車(125cc超~250cc)になると3600円、二輪小型自動車(250cc超~)では6000円払わなければなりません。

自動車重量税の方は、排気量125cc以下の原付一種と二種にはかかりません。
125cc超~250cc以下の軽ニ輪車では、新車を購入した時のみ4900円の自動車重量税がかかります。
250ccを超えるバイクの場合、排気量によって年額1900円〜2500円を納めることになります。

税金の支払い方法

税金の支払い時期は、軽自動車税は毎年4月〜5月となっており、自動車重量税に関しては125cc超の二輪車は新車登録時、250cc超であれば車検時に支払いを行うことになります。
軽自動車税は毎年支払わなければならないため、4月から5月にかけて自宅に支払い用紙が郵送されてきます。

ですから、届出をしてある住所から引越しをした時、必ず住所の変更手続きをしておくことが必要になります。
住所変更の手続きは、バイクが125cc以下なら居住している自治体の役場、125cc超なら陸運支局で行います。

軽自動車税の支払い用紙が届いたら、コンビニエンスストアや金融機関、郵便局などで支払いを済ませましょう。
自治体によっては、クレジットカード払いやインターネットバンキング払いにも対応していますので、自治体のホームページで確認すると良いでしょう。
スマホ決済が使える自治体もあります。

自動車重量税の方は、新車登録時に払う場合、バイク購入時の費用に含まれていることが多いので一応確認しておくといいでしょう。
250cc超バイクでは車検代を払う時に合わせて自動車重量税を払うことが多いので、払い忘れることはまずありません。

税金を支払い忘れるとどうなる?

バイクの税金を支払い忘れると、延滞税が生じてしまいます。
延滞税の利率は納付期限から1カ月以内が年利2.6%、納付期限から1か月経過後は年利8.9%となります。

税金を滞納していると延滞税がかかるだけではなくて、督促状が送られてきます。
督促状を受け取ったのにも関わらず支払いを済ませないと、今度は催告書が送られてきて、最悪の場合には銀行口座やバイクなどの資産が差し押さえになってしまいます。
バイクにかかる税金はそれほど高いものではないのですから、滞納はできるだけ避けるようにしたいものです。