ドイツの名門メーカーBMW
BMWといえば、メルセデス・ベンツと並ぶ高級車のメーカーというイメージが強いと思います。
BMW(Bayerische Motoren Werke)は1916年にドイツに設立された自動車・二輪メーカーで、常にクオリティの高い製品を作り続けています。
BMWは1981年に日本法人が設立されて以来、「ビー・エム・ダブリュー」が正式の日本語読みになっていますが、ドイツ語の「べー・エム・ヴェー」で呼んでいる人もまだまだ多いです。
BMWがバイクの生産を開始したのは、第一次世界大戦後のことです。
最初に発売されたバイクは1923年の「R23」というモデルですが、以後、BMWはさまざまなモデルを誕生させることになります。
エンジンのメーカーとしても知られているBMWは、バイクと自動車の生産のみならず第二次世界大戦中はジェット戦闘機「メッサーシュミット」のジェットエンジン開発なども手掛けていました。
現在ではロールス・ロイスとMINIを子会社に従え、バイクファンなら垂涎の的である高級バイクを生産し続けています。
BMWにはどんなバイクがあるか
BMWのバイクの中でも特に人気が高いのは、「NEW S 1000 RR」です。
207PS(152kW)のパワーを持つこのモデルは、市街地だけではなくサーキットでも活躍してくれる一台です。
色は赤・青・白の3色の配分が美しい「HPモータースポーツ」と印象的な「レーシング・レッド」、そして上品な「ホッケンハイム・シルバー・メタリック」の3タイプがあります。
これ以外にもツーリングに最適な「K 1600」シリーズがあります。
お値段は300万円台と少々高めですが、乗ってみればその価値が納得できるはずです。
K 1600シリーズの中でも特に「Grand America」は、長時間のツーリングもリラックスしてこなせるラグジュアリーツーリングバイクです。
バイクファンなら誰でも憧れる究極のバイク「HP4 RACE」
BMWのバイクはお値段が高いことでも知られていますが、その中でも「究極のバイク」と言えるのが「HP4 RACE」です。
メーカー希望小売価格がなんと10,000,000円というHP4 RACEは、フルカーボンフレームとフルカーボンホイールを搭載しており車体重量が146kgと軽いのが特徴です。
世界で750台限定のエディションには、シリアルナンバーのステッカーが装着されています。
一台一台のレーシングマシンはハンドメイドで、まさにBMWの長い歴史の集大成という感があります。
HP4 RACEのカーボンファイバーはスチールの強度とアルミニウムの頑丈さを兼ね備えており、柔軟な走りを実現することができます。
宝くじが当たったらぜひ買ってみたいモデルです。