1. インディアンってどんなメーカー?人気バイクは?

インディアンってどんなメーカー?人気バイクは?

インディアンの特徴

インディアンといえば、アメリカで最も古いバイクメーカーとして有名です。
メーカー名からも想像できるように、アメリカンスピリッツを象徴したヴィンテージなイメージのスタイリングがインディアンの特徴です。
一時期は経営が悪化したこともありましたが、2011年からは心機一転して新しい企業体制を敷き、生産を再開するまでに復興しました。

マン島のTTレースで1位・2位・3位をインディアンが占めるなど、バイク史上に残る数々の業績を残してきました。
インディアンのスタイリッシュなバイクは、新車・中古車を問わず世界中のライダーから高い評価を受けています。

インディアンのバイクの種類

古き良きアメリカのイメージを体現するようなバイクが、インディアンの特徴です。
ゆったりとしたアメリカンクルーザー、クラシカルなバガースタイルはインディアンの骨頂とも言えるでしょう。
特にロングツーリングに出かけることが多いライダーには、インディアンのバイクがおすすめです。

インディアンの人気車種

インディアンの数ある人気車種の中でも、特に人気が高いのは「スカウト(Scout)」です。
ショートストロークの60度Vツインエンジンを搭載しており、高性能な走りが期待できるだけではなく、ライディングポジションがゆったりとしているのも人気のポイントです。

スカウトが初めて発表されたのは1901年のことですから、一世紀以上にわたってライダーから支持を受けている超ロングセラーということになります。
100馬力のエンジンは快適そのもの、プレミアムフロントサスペンションとピレリタイヤが路上のバンプを吸収してくれるのもメリットのひとつです。

スカウトのヴィンテージなイメージはそのままに、排気量を999ccまでダウンさせたのが「スカウトシックスティ」です。
エンジンには水冷4ストロークDOHC V型2気筒を搭載しており、車体がややコンパクトな分、キビキビと走り回ることができます。
スカウトにはもう一つ、ボバースタイル仕上げの「スカウト ボバー」があります。
価格がスカウトより11万円ほど高いスカウト ボバーは、ワイルドな雰囲気が人気です。

インディアンのもう一つの人気モデル「チーフ」も、最初に販売されたのは1922年ですから、ロングセラーとして世界中の数を多くのライダーに愛されてきました。
ホイールを半分ほど大きいエスカルゴフェンダーなどが、レトロで斬新な印象のバイクです。
究極のデラックスなバイクを探している人には、「チーフ ヴィンテージ」がおすすめです。
前後ホイールは40本のステンレス製スポークに構成されており、レザーシートと同色のレザーサドルバッグがおしゃれです。