KTMはオーストリアのメーカー
バイクメーカーの中ではあまり聞き慣れないかもしれませんが、KTMは創業1934年と歴史のあるメーカーです。
オーストリアに本社を置くKronreif & Trunkenpolz Mattighofen社の頭文字を取ったのがブランド名KTMで、オフロードバイクの生産ではかなり名を知られています。
ダカール・ラリーやモトクロス世界選手権では、同社のオフロードバイクが大活躍しています。
KTMはオフロードバイクの他にロードスポーツバイクや自転車、スポーツカーなども製作しています。
MOTO-GPのMOTO3クラスでは、2012〜2014年にかけて3年連続して「マニュファクチャラーズタイトル」を獲得しているほどの実力派としてヨーロッパではつとに有名です。
日本国内ではKTMジャパンが同社のバイクの販売を担当しています。
KTMから発売されているバイクの種類
オフロードのスペシャリストだけあって、モトクロスの競技専用車のクオリティの高さはお墨付きです。
これ以外にスーパースポーツ、ネイキッド、トラベル、スポーツツアラー、スーパーモトなどの種類が豊富に揃っています。
KTMで人気のモデル
ライダーの中でも特にアクティブなタイプの人に人気のあるKTMですが、ストリートモデルとしては「790アドベンチャー／790アドベンチャーR」がおすすめです。
トラベル・エンデューロファンには最適のこのモデルは、2018年発売の「790デューク」と同じ799ccパラツインエンジンを搭載しています。
タンク容量も20Lあり、450kmの航続距離を楽しむことができるのも魅力です。
価格は150万円前後と少々お高めですが、バイクが好きでたまらない人にとってはいい投資と言えましょう。
「790アドベンチャー」よりももう少し軽量のバイクを探しているのであれば、「690 SMC R／690エンデューロR」も格好のモデルです。
最先端の電子制御技術が導入されていますから、コーナリングABSやMSR（モータースリップレギュレーション）、そしてリーンアングルセンサー付MTC（モーターサイクルトラクションコントロール）などをいち早く試してみたい人はぜひ購入しましょう。
どうせ買うなら納得の行く一台を、というのであれば175馬力の「1290スーパーデュークGT」もいい選択肢です。
6.5インチのTFTフルカラーディスプレイや1301ccのVツインLC8エンジンなど、ひたすら走り込むのが好きな人には納得できるモデルです。
価格帯を少し抑えたいというのであれば、「390デューク」や「250デューク」または「125デューク」もおすすめです。