1. 免許取得を家族に反対された場合の説得方法

免許取得を家族に反対された場合の説得方法

親に反対されている場合

バイクに乗ってみたいと考えている人は多いものですが、中には免許を取得しようと思っても家族に反対されてなくなくあきらめてしまったという人も少なくありません。
家族に反対されるのは、ほとんどが20歳以下の若者です。

親からすれば「バイクは危険な乗り物」という認識の人も多いですから、説得して免許を取るのはなかなか大変です。
また、20歳を超えてすでに働き始めている社会人でも、女性の場合なおさら親に反対されるケースが多いようです。

自動車と違ってバイクは身体を公道にさらして走るわけですから、風や雨、太陽光線などの影響をモロに受けてしまいます。
いくらヘルメットやウェア、ブーツなどで武装していても、親から見れば「頼りない」感じがするのは当然かもしれません。

もうひとつ親がバイクに乗るのを反対する主な理由は、経済的な要因が絡んでいます。
バイクは安いものでも十数万円はしますし、ヘルメットやウェアなどを揃えれば数万円プラスの出費になります。

バイクの保険もバカにできない出費です。
125cc以下のバイクの場合、保険料は最低でも約28,000円、高い保険会社となると74,000円も払わなければなりません。
125ccを超えるバイクとなると最高で133,000円もの年間保険料を払うことになりますから、親としては反対するのも無理はありません。

どうしてもバイクに乗りたいのであれば、自分が社会人になって収入を得られるようになるまで待つのがおすすめです。
こうすれば自己責任でバイクを買ったり保険料を払ったりすることができますから、少なくとも親に経済的な負担をかける心配がありません。

パートナーに反対されている場合

社会人の場合であれば、親ではなくてパートナーにバイクを反対されるケースもあります。
その理由のほとんどはやはり「危ないから」ですが、こういった場合には自分が安全走行をする自信があることをきちんと伝えることが大切です。

二輪の免許を取得したら二人で出かけようと言うのも説得力があります。
パートナーの中には危険なバイクに熱中して自分がないがしろにされるのではないかという不安もあるわけですから、バイクの免許を取ることによって二人の世界が広がることを説明して説得する必要があります。

反対される理由を考える

バイクを家族が反対する場合には、「騒音が気になる」という理由も考えられます。
特に密集した住宅街に住んでいると、バイクのエンジン音が気になることがあります。
近隣から苦情が来た場合、対処するのはライダー本人ではなく近隣付き合いを行っている親になる可能性も十分にあります。

バイクが好きな人にとってはあのエンジン音こそが魅力なのですが、近所の人には単なる迷惑だということをよく把握しておきましょう。
騒音がネックになっている場合、静音性の高い電動バイクを選ぶことで問題を解決できるかもしれません。