教習所は15歳で入校できる?
バイクの運転免許には、「普通二輪」と「大型二輪」の2種類があります。
このうち、普通二輪は16歳の誕生日から仮免試験を受けることができます。
大型二輪の方は18歳の誕生日からです。
できるだけ早いうちからバイクの普通二輪免許を取りたいという人は多いものですが、教習所の多くでは入校できる年齢を満16歳に定めています。
ただし法的にいえば満16歳の誕生日には仮免試験を受けられるため、教習所によっては15歳での入校を認めているところもあります。
15歳で入校する場合には、まず教習所の所長と十分に話し合いをすることが大切です。
教習できる日が限定されるけど大丈夫?
教習所には通いたいけれど、通学中だから平日は時間が取れないという人も多いはずです。
現在、所持免許がまったくない人でも土日のみの教習を受けることは可能です。
また、平日の夜や○曜日だけといった通い方も可能ですので、通える日が限られている人もそれほど悩む必要はありません。
障がいがあるけど免許は取れる?
バイクの免許を取る際に必ずクリアしておかなければならないのが、視力の問題です。
両眼を合わせて0.7以上ないと免許を取ることができません。
さらに視力が0.7以上あっても、視力検査の前日から数日前にかけて目を酷使してしまうと一時的に視力が下がってしまうことがあります。
特に視力が0.7ぎりぎりの人は、視力検査を受ける前数日間は目を酷使しないように注意したいものです。
視力検査はコンタクトレンズをして受けることもできますが、コンタクトレンズをしていることを必ず伝えなければなりません。
コンタクトをしていることを申告せずに視力検査を受けるのはNGです。
視力はよくても、以前ケガをしたために身体に不自由なところがある場合も正直に申告しなければなりません。
障害の程度によっては免許証を取得することは不可能ではありませんが、最初に「運転適正相談」を受ける必要があります。
適正相談は予約制ですので、最寄りの運転免許センター適正審査係で早めに申し込みましょう。
認知症やてんかん、そううつ病などといった一定の病気がある人も適正相談の結果次第では免許を取得することができます。
無自覚性の低血糖症なども運転をする際には危険なことがありますので、不安な人は一度病院で検査を受けてみるのもいいかもしれません。
聴覚障害者でも、普通二輪や大型二輪の免許を取ることは可能です。
この場合には聴覚障害者標識を表示し、特定後写鏡(ワイドミラーか補助ミラー)を取り付けなければなりません。
また、障がいはないけれども過去に免許の取り消し処分を受けたことのある人、あるいは国際免許で6ヶ月以上の運転禁止を受けた人は前もって取消処分者講習を受けないと免許試験を受けることができません。